6月 27, 2019
幅広い介護ケアを学びたい人に最適な現場
小規模多機能型居宅介護とは介護サービスの一つであり、自宅から通うことを前提としながらデイサービス、訪問介護、ショートステイを利用者の希望に合わせて提供する施設のこと。
地域密着をコンセプトにしており、利用者の方が住み慣れた地域で暮らし続けるために複数のサービスを提供することを目指し、小規模ながら多岐にわたる機能を持っています。
従来であれば受けるサービスを変更する場合、新たに介護事業所を探す必要がありましたが、小規模多機能型居宅介護では通いなれた施設で複数のサービスを受けることが可能であり、心理的な負担も少なく認知症の方でも利用しやすいのが特徴です。
小規模多機能型居宅介護では通所、訪問、宿泊のサービスを提供しているので、担当する分野によって仕事内容は大きく変わります。デイサービスの仕事は、利用者の送迎や入浴・食事などの介助、レクリエーション活動などを行います。日中のみの仕事であり、夜勤はありません。
ショートステイでは、利用者が昼間はデイサービスを利用している場合が多いため、夜勤のみで働く雇用形態が多くなる傾向にあるでしょう。訪問介護では利用者の自宅へ出向いて介護を行います。時間が決まっている訪問介護とは違い、必要なときに訪問介護を行うのが一般的です。
小規模多機能型居宅介護は多岐にわたるサービスを提供しているため、利用者の入れ替わりが少ない傾向にあります。一人一人に向き合った介護を行える環境が整っていると言えるでしょう。一度に複数の介護サービスに触れることができるので、幅広い経験や知識を身につけたいという方に向いている仕事です。
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